あがり症の心理カウンセリングについて

カウンセラーの田山です。
私のカウンセリングにはあがり症や対人恐怖などでのご相談も多くございます。
これからの時期、また人と接する機会も増えてくると思いますので、あがり症などをテーマにカウンセリングでどんなことをしていくかなど、少しお話ししていこうかなと思います。

|あがり症は改善する

カウンセリングにいらっしゃる方は例えば以前に「話し方教室」などに通ったがダメだったとか、病院でお薬もらったとか、カウンセリングなどやってみたがダメだったなど、すでに克服するために色々試してきた方もいれば、相談自体初めてで不安が一杯という方まで様々です。

こういったあがり症などをはじめとしたいわゆる対人恐怖、社交不安などを抱える方々は、きっと私のところへメール・電話、まして足を運ぶのにもとてもエネルギーいると思うんです。

ですが、それでも行こう!と決心し、カウンセリングに来られる勇気と行動力にいつも励まされています。

初めてお会いして、私は最初にお話を伺うんです。

「どんなお話か教えていただいてもよろしいですか?」

みなさん多くの方がこう答えます。

「あがり症で、人前で話すのが苦手なんです。上手く話せないし、言うこと忘れちゃったり…、色々試したんですがダメで…。でも先生、あがり症は改善すると仰ってましたよね?」

私はこう答えます。

「はい、あがり症は改善しますよ。でもこの言葉は正確ではないかもしれません。正確に言うのなら、あがり症が気にならなくなる、かもしれませんね。」

こうお答えしますと大体「あがり症はなくならないんですか!?」と返されることが多いです。

実はここがあがり症などの症状の克服を阻んでいる考え方なんですね。
「あがり症」という症状をなくそうとしているといつまでも改善しないんです。

なぜなら症状というのは今の自分にとって必要で現れているんです。
必要なものは取り除けないんです。
無理やり取り除けば今度はあがり症というのは姿を変えて別のものになって現れるでしょう。

だから私のカウンセリングではあがり症についてのセッションを行いはするんですが、「あがり症」自体に直接アプローチするというか、あまり「あがり症」をなくそうとしてアプローチすることはありません。

最初は皆さん不思議そうな感じなんですが、でも何回かセッションを続けていくと最後の方にはみなさん確かに「あがり症が気にならなくなった」といって笑顔でカウンセリングないし心理療法を終えていかれます。

だから改めて言いますが、「あがり症は改善する」んです。

|あがり症でも話せる

あがり症に対して、話し方の教室などに通われたことがある方や、もちろんご自身で色々とお調べになった方もいらっしゃると思います。

私自身はスクールで話し方の講師としてグループレッスンなども担当していましたのでその辺りの事情は分かるんですが、例えば「場数を踏む」であったり、その場における緊張への対処などはよく内容として扱われていたりします。

これらの方法というか考え方も確かに有効ではあるんですが、その方向性が「あがり症をなくす」ことを念頭にしていくと上手くいかないんです。

今まで多くの方と接してきて、みなさんよく思われている考え方は「あがり症だから、人前で話すのが苦手である」という考え方です。

このように考えれば確かにそうも思えるんですが、これだと解決しないんです。
実は順番が違うんです。

「人前で話すのが苦手で話したくないから、あがり症を使っている」

これがあがり症を抱える人の無意識にある心理なんですね。

これはちなみにあくまで一例です。
「人前で話すのが苦手で話したくないから」という部分は人によって様々に変わってきます。

ここで言いたいのは、あがり症が原因で、人前で話せないことが結果であるのではなく、人前で話したくないことが目的で、あがり症が手段であるということです。

人前で話したくないというのはもっと紐解けば、例えば人から変な目で見られたくないとか、失敗するところを見られたくないとか、人からどう思われるかが不安とか色々あるかもしれません。

「あがり症」というラベリングのされている引き出しの中身を見てみれば、例えば心臓のバクバク、赤面、頭が真っ白になる、手足の震え、声の震えなどの様々な体の反応がありますね。

これらは確かに起きているんだけれども、必ずしも体のメカニズム的に話せない、音を発することができなくなることとは結び付かないんです。
こういった体の反応がありながらもお話しすることは可能ですね。

問題はこの体の反応に心が動揺して、そんな体の反応を起こしていしまうことに劣等感を感じてしまう自分の考え方にあるんです。

|あがり症を受け入れる

私のカウンセリングでの目標は、あがり症をなくして人前で話せるようになることではなくて、あがり症を持ちながらも人前で話せるようになることに重きを置いています。

こうすることで、結果あがり症も気にならなくなり、気にならなくなるということは実質その人の中から「あがり症」という概念が消えたことにもなります。

元来、あがり症というのは緊張による体の反応です。

これらは生理的なものですから取り除きようがないんです。
取り除いてしまったら身の危険が迫った時に真っ先に命を落としてしまう。

だから緊張している状態、あがっている状態というのはつまり正常に体が機能しているということなんです。

となると必要になってくるのはあがり症をなくすことではなくて、体の反応を受け入れ、劣等感をやわらげ、自分の抱いてきた考えを見直し、受け入れることを学ぶということになってきます。

ありのまま、あるがままを受け入れることを学ぶために、カウンセリングや心理療法を行っていくんです。

受け入れたうえで、その先の「場数を踏む」であったり、細かなテクニックをセッションの中で練習していき、みなさんに自信をつけていただきます。

|滑舌・発声も対応できる

もちろん劣等感を感じてしまう方の中には、考え方ではなくて例えば骨格の関係上、発音・発声が困難な方もいらっしゃいます。

私のカウンセリングではすべてのケースにまでとは言えませんが、ある程度の範囲まで滑舌の矯正や発声の訓練も行うことができます。

そのような部分にお悩みを抱えていらっしゃる方も、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

|迷ったら一度ご相談を

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?
今回はカウンセリングではどんなことに重きを置きながらあがり症に対してアプローチをしていくかのさわりの部分をお話しさせていただきました。

もちろん悩まれるポイントは人それぞれで、今回私がここに書いたことがすべてではありません。あくまで一例ですね。

自分の抱える悩みはカウンセリングで解決するのか、実際行うことはどんなことなのか、料金、期間はどのくらいなのかなど、分からないことあればお気軽にご連絡ください。

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みなさまの日常が、少しでも過ごしやすくなるようにお手伝い出来たら嬉しいです。

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