第2回あさおアドラー心理学勉強会

1月30日に小田急線新百合ヶ丘駅最寄りの「麻生市民交流館やまゆり」で行われたASAO ADLER STUDY あさおアドラー心理学勉強会が早くも第2回目を終えました。今回も内容を少し振り返ってみようと思います。

今回の内容は、前回のエピソード分析で出た解決のための代替案の経過・結果を報告してもらうことと、アドラー心理学の基本前提のさわりの部分の説明、そして最後は勇気づけのワークをしました。

終始盛り上がりましたよ!みなさんとてもフラットに横の関係を築きながら仲良く、楽しく会を作り上げてくださっていることがとても嬉しく、そしてとても素敵だなと思います。

さて振り返ってみましょう。

|エピソード分析の代替案の実施結果

第1回目の勉強会ではエピソード分析をしまして、その時に解決のための代替案がいくつかみなさんから出されました。それをご本人に実際に実践していただき、今回の第2回目で経過・結果をご報告いただくというものです。

エピソードの内容は個人情報ですので、こちらには記載しませんが、嬉しいことにいきなり改善が見られたとのことでした!みんなで喜びましたね。笑

私が特に素敵だなと思ったところは、プラスアルファで代替案を工夫されていたことです。ご自身でより良い効果的な方法を実践して確証を得てから、それをお相手に一緒になってその方法を試してもらう。それが実際に効果が出るもんですから、お相手も嬉しく、成功体験として残り、不適切な行動がなくなる。そして何よりその喜びや体験を二人で一緒に分かち合ったことが何より協力的で素敵だなと思いました。

次回はまた別のエピソードを分析していこうと思います。

|アドラー心理学の基本前提

今回、アドラー心理学を構成する5つの基本前提のさわりの部分だけ少しお話をしました。かなり難しい印象でしたが、これは今後一つずつ詳しく解説していきますのでご安心くださいね。ただ一つずつ独立して覚えるのではなく、最終的には5つを一つの「全体」として理解できるようになれたらベストですね。なんせ基本前提の中には「全体論」という考え方もありますから…。

次回、「個人の主体性」を詳しく掘り下げてみようと思います。

|勇気づけのワーク

参加された方、やってみてどうでしたかね。「その視点はなかった」とか「確かにそうでもある」と色々発見があってワーク自体結構楽しかったんじゃないかなと思うんです。それに最初は慣れない様子もありましたが、どんどん口も滑らかになってきたように感じました。

勇気づけってのはただ単に相手を褒めたり、気分を良くさせたりするようなことではないんです。ここのところをよく勘違いされる方は多いように感じます。

勇気づけとは「人に役立ち、所属できるようにすること」と考えたいんです。

精神的なトラブルを抱えている人は、様々なことで勇気をくじかれている状態だとアドラー心理学では考えます。対人関係でもトラブルを良く起こす人も勇気をくじかれていることがほとんどです。この状態ですと所属しているコミュニティーに対して不適切な態度を取ったりしながら歪んだ所属の方法を考えるようになってしまいます。

一応その不適切な行動でも何とかなるということが分かるもんですから、そこから抜けようとしないんです。適切な行動をする力が自分にはないし、しても相手にされないと思っている状態ですね。心折れているんです。

それは相手ももちろん、自分にだって心当たりってあると思うんですよね。

そこの勇気を回復させてあげたいんです。
これは何も相手だけでなく自分に対しても勇気づけをすることができます。

それを実践するためのワークをこれからも勉強会ではやっていきますので、逃さずご参加いただけると嬉しいです。

|まとめ

まだ2回目ですが、我ながら自慢の勉強会なんです。

まず雰囲気が素敵。これは入会してくださったみなさんのお陰です。とても気さくでいい雰囲気が最初から最後まで流れているなと私は思っています。
そして単発参加ですと会費800円ですが、内容はかなりしっかりしていると自負しております。私が知っていることはもれなくお伝えしようと思っている勉強会なので、かなり濃いです。分からなければすぐ質問できる雰囲気もありますからぜひ活用いただけたら嬉しいです。

アドラー心理学、興味湧きましたか?
悩みを解決したい、アドラー心理学をもっと知りたい、日常で実践したいという方はぜひ一度体験に来てくださったら何かの糸口になるかもしれません。

新しい仲間にお会いできること、いつでも楽しみにしております。
参加ご希望の方はお気軽にご連絡くださいね。

ASAO ADLER STUDY あさおアドラー心理学勉強会

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