思い当たることもないのに、
ある日突然無視され始めた。
親しい人も私を無視。
その取り巻きも私を無視。
絶望的になりますよね。
こんな時にどうしたらいいかを一緒に考えましょう。
「無視」って結構深刻です。
される方は相当つらいです。
ある調査によると「無視」による心的ダメージは身体的な暴力に匹敵するほどのストレス値を出すことが分かっています。
しかも「無視」されている方はコミュニケーションが取れなくなるから、自分の中に原因を探してしまいがちになるんです。
これが怖い。
どんどん自分を否定して、自己肯定感が下がっていってしまいます。
ではどうすればいいか。2つパターンを紹介しますね。
1.無視を気にしない。
これが大切です。
意外に思いましたか?
これには理由があります。
無視を気にするということは、わかりもしない原因を無理やり自分の中から作り出し、自分が勝手に想像する相手の期待を満たすべく自分を無理やり変えていくことにつながってしまいやすいからです。
そして無視をするような人のコミュニティーしか見えなくなってしまうからです。
そんなことしなくていいの。
そもそもあからさまに思い当たる原因がないのなら、相手は何となく無視しているだけです。まわりもそれに同調して何となく無視しているだけが多いです。
仮に何か原因があったにせよ、無視をするなんてのはあまりに幼稚だと思いませんか?
人間には口があり、言葉があります。
言葉で解決しようとしないのは何と大人げないのでしょう。
そんなレベルにあなたが合わせる必要は1mmもありませんよ。
間違っても、「自分はダメなやつなんだ」「自分が悪いんだ」なんて思わないでね。
大丈夫だから。あなたは悪くないですよ。
人間、すべての人から好かれるということはありえません。
逆を言えば、すべての人から嫌われる人もいません。
必ずあなたを支持してくれている人がいるはずです。
そんな幼稚なコミューンにとどまらず、広く、大きく、外を見てください。
世界はそこだけじゃないんです。
一つ目をまとめると、
自分を責めない。
無視をする世界に執着しないで外を見る。
心に留め置いてください。
2.無視されてもポジティブに接する
社会に出ますとどうしても無視してくる集団から仕事の関係上逃げられない場合も出てきます。
そんな時は無視されてもポジティブに接してください。
無視に対してこちらも無視したり、怒りの感情や悲しみの感情のようなネガティブな態度をとってしまうと自体は悪化してしまいがちです。
まるで「えっ、無視してたの!?」くらいのつもりで通常営業を装いこちらから声をかけ続けるのです。
返事をされなくても、拒まれてもここは正念場です。
ゲームと思ってポジティブを保ったままいかにその場をやり過ごすかが大事。
相手のペースに飲み込まれるのではなく、こちらのペースに巻き込んでください。
無視をする人は大抵の人は「悪いことをしてる」と思ってます。
相手を不快にさせようとしています。
この行為の先に予想している結果は、あなたが「落ち込む」「悲しむ」「服従する」など、ネガティブな結果です。
そんなことを予想し、期待している人にポジティブに接しているとどうなるでしょうか?
悪影響を与えているはずなのに、とても元気、しかも親切で明るく接してくれる。
無視している側で、認知に矛盾が生まれてきます。
認知に矛盾が生まれてきますと、人はその矛盾を修正しようと考え方や行動を無意識のうちに修正していこうとする力が働きます。
これを認知的不協和と言います。
そうなると、無視している悪い自分に、まさか無視をしている相手から明るく親切に関わられるわけがないと思い始めます。
こうなると、自分の考え方やあり方を修正し始めていくんですね。
自分はなぜ無視していたのだろう。
相手に原因はないのではないか?
無視をしなくなる選択しが生まれてくるわけです。
また親切をすれば人は親切を返したくなる心理も働きます。
自分から働きかけるのです。
2つ目をまとめますと、
無視に対して通常運転でポジティブに声をかけていく。
無視されている雰囲気を出さない。
他人を変えようと思うと上手くいかないものです。
なぜなら別の生き物だから。
解決するにはいつも自分から動かなくてはなりません。
自分が動くことによって、相手も変わってくるものなのです。
もう無視は怖くない!