人が「してくれること」じゃなくて、その人「自体」がありがたい。

「〜してくれてありがとう」

人はその人が「してくれること」に目が行きがちです。
感謝の意を述べることは良いことだけど、人の「してくれること」にしか目がいかないといつのまにか自分の人生大変になります。 

「〜してくれなかった」
「〜してくれない」
「〜してくれなくなった」 

相手の手足が動かなくなって、何もできなくなったらどうですか?
あなたがそうなったらどうでしょう。
何も「してあげられない」「してもらえない」から、感謝を述べる価値はないですか?
生きてる価値はないですか?

違いますよね。 

人はただ生きてるだけで価値があります。
たとえ何もできなくても居てくれるだけで嬉しいんです。生きてるだけで素晴らしい! 

人が自分に「何をしてくれるか」は関係ありません。
『人』に目を向けてください。
人は自分の期待を満たすために生きていません。

だから自分の期待に応えてくれないからって人を責めてはいけません。 
そして仮にあなたが人に何かをしてあげた時「ありがとう」を期待してもいけません。 

「ありがとう」を言われるために何かしてあげるんですか?

ちょっと話し逸れるけど、
貢献は自己満足でいいんです。
貢献は自己完結でいいんです。

貢献はまずは自分のためにやるといいですよ。

掃除も、自分が綺麗に過ごしたいからする。
料理も自分が食べたいからする。
仕事も早く終わらせたいから手伝う。
自分のためにやった結果、人のためにもなるんです。 

「ありがとう」って言われたらラッキー。

「自分のためにしたことが、相手のためにもなってるんだなぁ」と、しみじみ感じることでしょう。

だから人に対して何もしてあげられなくても、
人から何もしてもらえなくても、自分も相手も何にも悪くない。 

もしそういった状況で心が穏やかでなくなったら、一度立ち止まって思い出してみてください。 

「人の行為」じゃなくて「人の存在自体」にすでに素晴らしい価値があることを。

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