怒る必要はない。声を荒げる必要もない。

なぜそんなに怒るんでしょうか。
なぜそんなに声を荒げるのでしょうか。
その「怒り」の感情は本当に必要ですか。
一緒に考えてみましょう。

怒る場面、思い出してみてください。
友人や家族、恋人との喧嘩や、先生や上司から怒られるときなど。
なんでわざわざ「怒り」という感情を使う人がいるのでしょうか。
冷静に普通の会話ではだめですか?
わたしはできると思うんです。
やらないという選択をとっているだけで。

大抵「怒り」が湧くときって、気にくわないんです。
それってつまり「自分の思い通りではない」状態。
相手が全然自分の意見を聞き入れようとしない状態。
相手が自分の意見を否定してきて向こうの意見で解決させようとしてきた状態。

お互いが相手を自分の思い通りにしたくて争っているんです。
「怒り」というパワーを使えば、相手を威圧できます。
「怒り」というパワーを使えば、相手を屈服させられるかもしれない。
相手が「怒り」を使ってきたら、負けないためにさらに強い「怒り」を使用します。

どんどんエスカレートしていきますね。
話しの内容なんていつの間にか関係なくて、相手を支配するために勝ち負けを争うようになります。

そうしていると「なんでこいつは言っている事が分からないんだ」とか思ったりします。
そうしていると「自分の言うことが正しいのに」とか思ったりします。

これを当たり前にしていると、「怒り」を使用したコミュニケーションに発展しやすいです。

大前提、人はテレパシーを使えるわけではないんだから伝えなきゃわからないです。
それに何が正しいかなんてわかりません。
「当たり前」はないんです。
どこまでいっても、それはその人の中だけのルールなんです。

人の数だけ意見や考え方があることを心得て、相手の立場も想像して、相手の意見も尊重することを忘れなければ、もっと平和的な解決ができると思います。

「怒り」は今後にデメリットしか生みませんが、「怒り」を使わないで解決する方向を模索すれば、関係は今までよりも深まり、その行動は習慣となって、周りの人間関係も良い方向に変わっていくことでしょう。

怒る必要は、ないんです。

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