「エピソード」と「レポート」|私のカウンセリング

私のカウンセリングでは、

「エピソード分析」

という技法を中心に行っています。

このエピソード分析が、
あなたのよく関わる人や、
大切な人とのコミュニケーションの
悪循環を断ち切ってくれます。

同時に自分自身に流れる、

「ルールブック」

を知ることもできるんですね。

私は「エピソード」「レポート」
明確に分けています。

「レポート」というのはたとえば、

「夫はいつも私に冷たくて、きっと浮気しているんです」

というような、
その人の主観的な意見の部分。

これは本人にとってはそう思えていても、
他の人から見たら違うかもしれない。

真実は人によって変わってしまう部分です。

では「エピソード」とは
どういうものかというと、

「ある日あるところで起きたできごと」

たとえば、

「昨日、主人が連絡もなしに深夜にいきなり帰ってきて、ただいまの一言もなしに自分の部屋へ行ってしまったんです」

というような、

ーーーーーーーーーー
実際に起きたできごと
ーーーーーーーーーー

のことを指します。

これは主観的な意見ではなく、
「実際に起きた事実」ですね。

心理学は科学ですから、
主観的な意見である「レポート」ではなく、
客観的な事実としての「エピソード」を
扱っていきたいんです。

ではなぜ「エピソード」を扱うかと言えば、
心理学は科学であるからという理由に加えて、

実際に相手や周りの状況に
影響を与えていくのは、

自分が心の中で思っている
主観的な意見ではなく、

実際に起こした行動や言葉が
相手に影響を与えていくからです。

心の中でどう思っているかは、
実はあまり重要ではないんですね。

大事なのは、

ーーーーーーーーー
実際に何をしたか
実際に何が起きたか

ーーーーーーーーー

これを探っていきながら、

「じゃあこれからどうしていこうか」

これを考えていきたいんですね。

あなたはいつも悩んでいる時、
「レポート」を頭の中で考えていませんか?

悩みを解決するために必要なのは、
「エピソード」として考え、
アウトプットすることです。

「エピソード分析」

興味ある方は
ぜひお気軽にお声がけくださいね。

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