親のいいなりになりすぎて、自分の人生を歩むことを忘れていませんか?
親子関係とは、自分の人生を生きる上で時に複雑なものとなります。
「良い企業に入りなさい」「そんな事やっても食べていけないから○○をしなさい」「あの彼氏はやめておきなさい」「あなたのためを思って言ってるの」など、小さい頃から言われ続け、気付いたら『わたし何してるんだろうな。』と、ふと我に帰る。
もう十分です。あなたは十分頑張りました。
あなたの人生を思い切り歩んでください。
自分の思いを否定され、親の意見に合わせて渋々人生の選択をし続けてはいけません。
あなたの人生は親が決めるものではありません。あなが決めるものです。
厳しい事を言いますが、そのようなことを言ってくる親は一見心配しているようで、世間体を気にしています。自分の子供が世間一般から見た時に不安定な状態にあると、自分のブランドに傷がつくと深層心理では思っています。親の育て方が悪かったんだと他人に思われたくありません。
もちろん、人生の先輩として、親として子供につらい思いをして欲しくないという気持ちから「提案」することはむしろ必要なことです。「提案」の場合、あくまで決定権は子供にあります。しかし、この「提案」から「命令」になり、子供も従わざるを得ない状況を作っていくと、これはもう親自身のためとしか言いようがありません。
そしていわゆる「毒親」と言われる親は、子供が命令に反発してくると、無意識のうちに心理的な攻撃をしてきます。
「あなをここまで育てたのはわたし」「誰がお金を払ったと思っているの」「あなたの事を思って言ってるのに…泣」
罪悪感をあおってきます。
罪悪感だけでなく、あなたの弱点を公に晒すような趣旨の脅迫などで辱めようとしたり、言葉でおさまらなければ暴力で強制的に従わせようとしてくる場合もあります。
罪悪感による攻撃を長年受けていると、もはや洗脳されている状態でわからなくなっていることも少なくありません。
もし少しでも疑問に思ったら、「課題の分離」と親の言い分を照らし合わせてください。
生まれた時はわたし達は何もできません。それを一人立ちできるように育てることは親の義務であると同時に、命あるものとして当たり前のことです。そしてあなたの親は自らあなたを育てるという「決断」をしました。
学費を払ってくれました。これはあなたの提案、選択に対して、「お金を払う」という援助を親自身が「決断」したのです。お金を払うという行為の決断に対して責任を負うのは親です。もしこれで「お金を払ったんだからいうこと聞きなさい」が成立するなら、これは愛とは呼べないでしょう。お金を払い、お金に見合った価値を貰う。これではビジネスです。
この理不尽な洗脳から一刻も早く抜け出し、自分の人生を生きてください。
あなたがあなたの人生を思い切り生きることは何も悪くありません。親の期待に沿わなくてもいいんです。だってあなたの人生だもの。
期待に沿わない生き方をして、親が悲しんだとしても、その思いを処理するのは親です。あなたが影響を受けてはいけません。親は乗り越えてくれると信じ、自分の道を突き進んでください。