心理カウンセラー紹介

はじめまして。

いつも同じ結末になってしまう対人関係の悪循環を断ち切る、対人関係専門の心理カウンセラー、田山夢人です。

サイトをご覧いただきありがとうございます。

きっとこのサイトを見てくださっている方の中には、すでに色んな方のカウンセリングを受けられた上で新しいカウンセラーを探している方や、

もしくはカウンセリング自体初めてでどうしたらいいか、そもそもどこで受けたらいいかも迷われている方もいらっしゃるかもしれません。

カウンセリングオフィスのカウンセラー自体がどんな人か知れた方がきっと安心と思いますので、

もし良ければ少し私のお話を聞いていただけたら判断材料になるかもしれません。

良かったらお時間作ってご覧いただけたら嬉しいです♪

詳しい所有資格などは一番下に記載してあります。

そこだけで見ればOKという方は一番下まで飛ばしてご覧ください!

|勉強ができないのを「いい子」で隠す


私は小さい頃から「いい子」でいなきゃいけないと思っていたんです。

多分幼稚園くらいから。

幼いなりにストレスを感じていたのだと思います。

幼稚園の頃は実はチック症でした。

私の場合は目をギュッギュッと頻繁につむる運動性のチックでしたが、これ自体はあまり記憶がないので、後から親に聞いて「そう言えばあったかも」と思い出したくらいでした。

その当時、両親が私のチック症に対して正しい対応をしてくれたお陰だなと思います。

そこから小学校、中学校と、
どんどん「いい子」がエスカレートして、
周りから見れば私は優等生キャラで通っていました。

すごい人の顔色伺うんですよ。

他人から自分がどう映るか、
他人から自分がどう思われるかが心配で仕方ない。

大人になってから、

「自分はHSP気質があるんだな」と気づきました。

親からも「良い学校入って、良い大学行って、稼げるようになりなさい」と期待され、

同級生や先生たちからは「夢人はできるやつだ」と期待される中、

その期待を裏切ってはいけない、
裏切ったら見放される、
怒られる、
嫌われるという気持ちで苦しい日々でした。

というのも私全然勉強できなかったんですよ。

特に算数は今でもダメだし、
物覚えも悪いし、
当時は文章もよく理解できない。

周りがすでに理解していた内容が、
自分にはまったく理解が追いつかなかったんです。

小学校はじめくらいに公文式に通っていたんですが、ストップウォッチでタイム図られるのがすごいイヤで、いざ測られると思考停止してしまうんです。

そして気持ち悪くなって冷や汗が出てくる子どもでした。笑

あと私はいわゆる虚弱体質というんですかね。

自家中毒というのをご存知でしょうか。私はこの自家中毒によくなっていたんですね。

自家中毒というのは別名、周期性嘔吐症と呼びます。急に具合悪くなって、吐き気が襲うんです。でも胃に何かあるわけでもないし、何か食べたわけでもないし、熱があるわけでもないから、吐いても胃液しか出ないのね。でもなぜか吐き気が何度も周期的に襲ってくる。

だから体育もたくさん休みますし、
授業中に具合悪くなって
よく保健室に行くタイプの子どもだったんです。

具合悪くなって周りから心配してもらうような感じ。

実際に具合は悪くなるので
仮病というわけではないのですが、
何か自分に理解できないことや苦手なこと、
不都合などあると具合が悪くなるような子ども。

アドラー心理学をやってから
こうやって子ども時代を振り返ると、
まさに神経症的な子どもだったなと思います。

とはいえ、
その具合が悪くなる作戦は
割りに成功してまして、
女の子たちからの支持率は高かったんですよね。

でもそれを良く思わない男の子たちもいて、
当時はあまり意識してませんでしたが、
今思い返すと結構私いじめられていました。笑

言葉によるいじめってやつですかね。

執拗に嫌なことを言って来て、貶める感じ。

いつも学校から帰って
親に愚痴をこぼしていたのを思い出します。

そんな勉強もできない、体も弱い自分が
周りや親から見放されず
何とか生き残るために取った作戦が、

中身は伴わずとも
とにかく「いい子」を演じる

ということだったんだと思います。

とにかく嫌われないようにしなければと。

その作戦は中学校にも引き継がれます。

周りは期待してくるものですから、
せめてその期待だけでも裏切らないように
立ち振る舞いや表情、コミュニケーションは
良くしなきゃと努力していった結果、

より周りの自分に対するイメージと
本当の自分の姿とのギャップに
首を絞める結果となってしまっていた
んです。

優等生で通っている私と、
理科や数学で36点とか取る実は勉強ができず、
服を脱げば毛深く
周りからいじられるダメダメな私。

あ、私写真で見てもわかるように、
割に毛深い人なんです。

今でこそ髭はやしていますが、
当時はみんな周りの男子は
すね毛すら剃るもので、
「ツルツルが正義」だったわけです。

私は毛深いし、
でも剃ろうにも親は許してくれなかった。

振り切って剃るか、
割り切って毛深いと開き直るか。

当時の私が考える

「いい子」

「完璧で非の打ち所がない優等生」

としては、板挟みで結局身動きが取れなかったんですね。

毛深いことはネタにされていたこともあり、コンプレックスでした。

そして中学の頃は何だか些細なことで頭にきやすく、怒りの感情に振り回されていました。

誰かに当たるとか、
人の前でそれを露わにすることはないのですが、
それを我慢しすぎて熱が出たりと
割に面倒くさい日々を過ごしていた記憶があります。

|「いい子」は完璧主義と神経症へ


ただ中学生も終わる頃になると、
劣等感まみれだった私に
希望の光が差し込んできました。

音楽です。

私は小学1年からやっていた
ピアノを活かし
高校を音楽科に進むことを決め、
入学を決めました。

勉強はダメでしたが
音楽はいくらか得意でしたので、
上手く劣等感を抑えられる道に進めたわけです。

しかし結局根本は変わらなかったんですね。

どうも私は自分の実力以上に見られてしまったり、
逆に自分の実力を隠すようにして
優等生を演じてしまうことがやめられなかった。

大学は音楽大学に進んだのですが、
それも同じことが続くのでした。

周りが期待する夢人でいなくてはいけない。

完璧な自分でいないといけない。

失敗をさらしてはいけない。

格好悪いところを見せてはいけない。

何だかんだ良くなるどころか、
より神経症的な思考が強まっていきました。

大学の頃行っていたバイトでも
自分の中の「いい人」を演じてしまい、
それが仕事ではむしろ邪魔になり
職場での人間関係も最悪に。

良く覚えているんですが、
私は自分の中にある「いい人像」を演じて、
職場の仲間に嫌われないように必死だった
わけです。

でも職場の人からしたら
そんなことはどうでもよくて、
仕事を効率的にこなしてくれればいいわけです。

それを私はできないヤツだとバレたくないため、
必死に私の思うご機嫌取りをしていくんです。

例えばできないのにできると言ってみたり
わからないのに引き受けたり
やりたくないのに断らなかったりと、

まぁ仕事する側からしたら
迷惑な選択ばかりしていたわけです。

当然自分と周りとで
目的が一致できていませんから、
人間関係は拗れていきますね。

辞める頃には

まぶたの痙攣

人混みを歩けなくなる

人前で話すことが苦手になる

極度に緊張する

電車に乗れなくなる

などの、あがり症・対人恐怖・社交不安状態に陥ってしまったんです。

私が誰かに電話する時に周りに人がいて、自分の会話を聞かれていると言葉が出なくなったり上手く話せなくなってしまったりもしました。

自分はなぜこんなにも上手くいかないのか。

一生懸命やっているのになぜ報われないのか。

自分は本当に何もできないヤツなんだ。

中身のないハリボテなヤツなんだ。

と、つくづく落ち込んだのを覚えています。

|依存的な関係に苦しむ


そんな同じ時期、
私は恋愛関係でも悩んでいました。

期間にして6年間くらいでしょうか。

こんな私ですから、
お付き合いしていた方に対しても、

「いい人」でありたい
嫌われたくない

本当の自分や、
自分が本当にしたいことを
してしまったら嫌われると思ってしまい、

必死に自分は我慢して、
いつも相手を優先させ、

「いい人」なのではなく、
相手にとって「都合のいい人」に
なってしまっていたのです。

お相手からしたら、

私は言うことは何でも聞いてくれて、
自分の要望は少しごねれば
何でも叶えてくる。

そんな人間関係を作ってしまったのです。

私は優しさのつもりで我慢して、
いつも相手に対して全部を受け入れ、
はいはい、わかったよと返事をし、
相手に従っていました。

でもそれで相手が学んだことは、

私が優しで我慢しているということではなく、

私が何でもはいはいということを聞いてくれる
何をしても許してくれて、
自分が主導権を握っていて
自分は何をしてもOKだし、
自分がすべてを決めていいんだ

困ったらすべて私が解決してくれる

そんな相手像を
創り上げてしまったのです。

お金もどんどんなくなるし、
私自身の交友関係はなくなっていくし、
仕事も選べないし、
精神的にすり減っていく。

自分は良い方向へ行こうと
努力していたことが、
すべて逆方向に作用していく
悪循環に陥ってしまっていたのです。

何かあればすべて私のせいだと言われ、
でもそれは違うと主張しても
相手にとっては私がすべて悪い。

どうにもならない状態が続いていました。

何でこんなに自分は
苦しまないといけないのか。

何で自分だけ我慢しないといけないのか。

何でいつもこうなってしまうのか。

何もかもがわけがわからず、
そうなってしまう事自体を
諦めかけていたのを覚えています。

|話し方講師の時に出会った心理学


それらが改善していったのは大学卒業した後、
ボイストレーナー、話し方の講師を
始めたくらいの時期からでした。

大学時代に崩れ去ったハリボテを、
突貫工事で直したツギハギだらけの
ハリボテで頑張っていた時期です。

話し方のレッスンを行なっていたんですが、
当初は滑舌や発声を中心に
レッスンするつもりでいたのですが、

実際に体験レッスンに来られる方は
例えばあがり症だったり、対人恐怖、吃音など、
私が音楽大学で学んできた
声楽の知識と技術では対応ができない内容だったのです。

そこで出逢ったのが心理学でした。

心理学を自分が学び、
そしてその知識で生徒さんたちと向き合い
レッスンを行なっていく中で、
生徒さんはもちろん
自分自身の問題も癒えていったのは
不思議な体験でした。

何が生徒さんや自分を変えたかと言えば、

それは心理学によって自分を知り、
自分を好きになり、
自分を受け入れることができたから。

自信が持てたんですね。

自分は意見を持って良いし、
自分がやりたいことはしてもいいんだ。

自分を知ったことで、
何が今の状況を
作り出しているかもわかった。

だからこの先、
どうしていけばいいかも
分かるようになった。

それに、
生徒さんに言われました。

「先生のところに来ると、何だか落ち着くし、受け入れてくれるし、喋ってるだけで癒されます。」

純粋に照れるというか、
嬉しかったんですが、
こう言ってもらえたことで

「あ、自分は何か特別なことができなくても十分人に何かを与えられるだけの価値があるのかもしれない」

と思えたんですよね。

今までの自分は、
何か人ができないような
新しいスキルや、特別な才能、学歴
経済力や我慢が
その人の価値になると思っていたんです。

もちろんそれらは価値にもなるんだけど、
本来私たちは、
何も持たなくてもそもそも価値がある。

「ありのまま」が少しだけ理解できた、
理解しはじめた瞬間だった気がします。

|自分を受け入れたら人生動き出した


私はマンツーマンのレッスン・カウンセリングをする
話し方講師や高校教師を経て、
演奏活動などもしながら
デザイナーとしても活動を始めるなど、
様々な経験をさせていただきました。

自分を知って、
受け入れ、
好きになったら
人生が動き出したんですよね。

本来自分が持っていた力を
私は見ようとしてこなかった。

できない部分だけを見て、

「自分はダメなんだ」

と落胆していたんです。

でも実は案外自分にも
できることがあったことに気づいたんです。

その後私は
長年話し方の講師をしていたスクールの経験から、
心理的なお悩みを抱える方に特化した
心理カウンセリングオフィスを開業しました。

それが今ご覧いただいている

心理カウンセリングオフィス「いま、ここに。」

の走りとも言えます。

ボイストレーニングの知識ではどうにもならない、
もっと心理的な問題で
対人関係にお悩みを抱えている方の力になりたかったんですね。

私が担当した生徒さんに言われた言葉や、
レッスンの中で経験した私自身の体験。

これを少しでも多くの方に
伝えていけたらいいなと思ったんです。

いや、伝えていかなきゃなと思ったのかもしれません。

|心理カウンセラーとして伝えたい


人にはそれぞれ、
心の深い部分に刻まれている
その人独自の「シンプルな法則」
があるんです。

その法則を元に、
今の考えや行動が起きています。

そしてそれらの
考えや行動が、
今の自分や相手、環境を
作り出していっているのです。

だから今の状況を改善するには、
まず何より

自分を知ること
自分のシンプルな法則を知ること

これが大事になってきます。

この法則を知ることはつまり、
自分の「人生」を知ることにもなるのです。

心理学はあくまで科学で、
科学の目的は「予測と制御」です。

色んなデータを集めて、
未来を予測して、
その来たる未来に備える。

天気予報みたいなものです。

明日雨だなと分かれば、
傘をさすか、家を出ないか、
選ぶことができるでしょ?

カウンセリングはそれをするんです。

だから未来を予測するためのデータとして、
自分の中にあるシンプルな法則を
カウンセリングや心理療法で発見し、

書き換えアップデートすることで
人生は劇的に変わっていきます。

なぜ書き換えアップデートする必要があるかって、

この法則は、
私たちが10歳前後に決めた
幼いルールブックなんです。

小さい頃は
うまくいってたかもしれないけど、
大人になってからは
上手くいかない部分も当然出てきます。

だって憲法や法律だってそうでしょ?

昔の時代にはぴったりな法律でも、
今の世の中では役に立たないものもあります。

そういったルールは見直され、
今の時代に合ったように更新されるんです。

だからこのルールブックを
カウンセリングで見直す必要があるんです。

これが鍵になるんだ。

私は自分の中に流れるこの法則を知ったことで自由になれた。

昔からの趣味でもあった
絵を描くことを活かして
デザイナーとして仕事をしたり、
服をデザインし、
仲間とともに作って販売することもできました。

依存的な人間関係を抜け出し、
自分の意思で行動し、
自分を大切にしながら
相手も気遣うことができるようになった。

そして何より、
今では素敵なパートナーと出逢い、
幸せな結婚生活を送ることができています。

「シンプルな法則」

を発見したことによって
表情や人生が劇的に変わる瞬間を
目撃してきた経験が、

今こうして私を
心理カウンセラーとしての背中を後押ししてくれている。

人間関係やストレス症状、
様々な悩みで毎日が辛く苦しい人に、
この素敵な体験を、
一人でも多くの方に体験してもらいたいなと
今では思うんです。

怖がらなくていいですよ。

私はどんなあなたでも受け止めて、
どんな話でもしっかり受け止めたい。

安心してお話をしにきてくれたら嬉しいです。

あなたと一緒にお話できるのを、楽しみに待っていますね。


田山夢人 心理カウンセラー

【書籍】
Kindle書籍『自分らしく生きてたら、何だか人生うまくいく。』(夢叶創出版)
Amazonランキング1位16冠達成、心理学、精神医学他

【所有資格】
・日本アドラー心理学振興会代表
・日本アドラー心理学振興会認定心理カウンセラー、心理療法士

【所属学会】
・日本アドラー心理学振興会代表
・日本アドラー心理学会員

【主催団体・講座】
・日本アドラー心理学振興会
・ADLER STUDY アドラー心理学勉強会(日本アドラー心理学振興会主催)
・アドラー心理学基礎講座(日本アドラー心理学振興会主催)
・アドラー心理学カウンセラー養成講座(日本アドラー心理学振興会主催)
・『嫌われる勇気』深読み講座(ZOOM限定オンライン講座)