悩むことの大切さ。落ち込むことの大切さ。

嫌なことに出くわした。

「なんでこんなことで悩んでいるんだろう…!」
「落ち込んでちゃいけない…!」
「私が悪いから仕方ない…!」
「悩んでいるようじゃまだまだ…!」
「こんな私じゃいけない…!」

いやいや違うよ。

思い切り悩んでいいんです。思い切り落ち込んでいいんです。

人は元来、悩む生き物だと思うんです。

負の感情に落ちてしまったときに、負の感情にフタをして自分を無理やり奮い立たせようとする人がいます。
気持ちは分かりますが、これだと自分に嘘をつき続けてしまう事になります。
心で思っていることと、口から出ている言葉の感情が矛盾していたり、無理をしていたりするといずれ心のエネルギーが尽きてしまいます。

ネガティブであり続けることは良くないですが、ネガティブになることは悪い事ではありません。

たまに「悩まない方法を学んだはずなのに悩んでいる自分はありえない!まだまだできていない!」と思っちゃう人がいますが、嫌なことがあれば気分は落ち込みます。

それが普通です。

心理学などを学んでも、どんな素晴らしい人生哲学を持っていようが人は悩むものです。

わたしだって悩むときはたくさんあります。

だから大いに悩んでください。
だから大いに落ち込んでください。
そんな自分を見てあげてください。
そんな自分を認めてあげてください。

それができるだけでだいぶ心が軽くなりますよ。

そして悩み、落ち込んでいる自分を受け入れることができたら、ようやく前に進むタイミングです。

自己受容・自己一致

これは心理学でとても大切なキーワードです。

自分のすべてを受け入れて、自分に嘘をつかない。

一回おそれずに悩んでみて。落ち込んでみてね。

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