夢に向かう人の足を引っ張る集団心理

夢、あきらめてませんか?
本当にそれで後悔はないですか?
夢に向かってもいいんですよ。
まわりが何と言おうと、悪いことではありません。
まわりはあなたが新しいことや、夢に向かって動き出したり、
今までのあなたとギャップがあるようなことをし始めると、
足を引っ張りたくなってしまうんです。

「お前そんなことするのか?やめといたほうがいいよ」
「そんなんじゃ稼げないからやめな」
「あなたの意見は間違ってる」
「まっとうに生きなさい」

一般論や、あたかも正論のようにあなたに立ちはだかってきます。
でも気にしないでください。
誰がそんな未来のことわかるでしょうか。
何を根拠に言ってるのでしょうか。
その人がやるわけじゃないんだからいいじゃないですか。
やるのは自分です。
そういうことを言ってくる人の心理は「あなたのため」ではなく「自分のため」です。

自分は我慢してこんなことをしているのに、
あなただけ自由に好きなことをするのは許せないのです。
抜け駆けは許せないのです。

これは新しいことに向かって動き始めた人には必ず訪れる最初の壁とも言えます。

集団心理で「集団の斉一性」というものがあります。
これは職場や家庭、または地域など、その人がいるコミューンのなかで出た新しい発想や概念、活動、異論、反論などを集団がゆるさず、特定の方向に強引に向かわせようとする心理です。

出る杭を打ちたいんです。
特に日本人はこの集団心理が強く働く傾向があります。

このようなことが起こると、
夢に向かうあなたの内面で「同調効果」という心理状態が起きます。
これは無意識のうちに多数派に意見を合わせてしまうという状態。

ストレスですよね。
こんなこと起きたら磁石のように、強く引き戻されてしまいがちです。

でもここで思い出してほしいのです。「課題の分離」を。

人があなたの行動をみて何を思うかは「相手の課題」です。
それに対してあなたのしたいことは紛れもなく「自分の課題」です。
仮に人の意見を聞き入れて夢をあきらめたとしても、やめた方がいいと言ってきた人は何一つ責任を取ってくれませんよ。だって実際やるのはその人じゃないですから。

あなたの人生の責任を負えるのはあなたしかいないんです。
人の期待を裏切ることはあっても、あなたは「あなた自身」の期待を裏切ってはいけません。

でも実際会社辞められないし、家庭もあるしって?

原因がまわりの人ではなく、環境にあるという方。
いきなりゴールに着こうと思うから踏み出せないの。
いきなり辞めなくてもいいの。
いきなり学校に入らなくてもいいの。
いきなり生活を変えなくてもいいの。

どんなに小さなことでもいい。
できることから始めていけばいいじゃないですか。
本を買いあさって独学でもいい。
毎朝早起きをはじめて、走り込むでもいい。
通勤時間にイヤホンで聴くでもいい。
5分でも10分でもいいの。

今の時代、いくらでもやりようはあります。
大事なのは夢に向かって「向かい始める」ということだと思います。
「向かい始める」ということは誰にでもできます。
そして向かい始めたことで、それは「夢」から「目標」になります。

実際ね、「どこで」勉強したかってことより、「どんな」勉強をしたかの方が大事じゃないですか?

コツコツ楽しそうにワクワクしてやってる姿を周りが見続けていたら、
きっといつしかあなたに協力してくれるようになりますよ。

まわりに惑わされず、自分の期待を裏切らないでやりたいことに向かっていってみてください。それは最初は自分のためかもしれないけど、いつしか必ず人の役に立つ時が来ますからね。

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