できることに目を向ける。

梅雨らしいぐずついた天気が続きますね。

って、昔ならこう思ってたんですが、最近では雨が降っても「あー雨粒が気持ちがいいな」とか「雨で茂る草木の匂いが良い感じ」など、結構楽しんでいます。
 
心理学者のアドラーはこう言っています。
 
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。
 
そういったことから、アドラーの心理学は元来フロイトやユングのような「所有の心理学」に対し、「使用の心理学」とも言われました。

最近実際の対面の場以外でも、色んな方のブログを通して様々なライフスタイルに触れることができています。とても便利な世の中になりました。
それらの中で、個人的にとても気になるブロガーさんがいらっしゃいます。公にここに書くことはしませんが、読んでいるとどうやら知的障害を抱えているらしいのです。しかしわたしにはその事柄は二の次でした。とにかく文章に引き込まれるんです。その場の情景や、臨場感、素敵なボキャブラリーで簡潔にまとめられた文面、わたしには到底できないなと尊敬の眼差しを向けつつ、いつも楽しく読ませていただいています。その人にとっては知的障害というものを持っているのは事実かもしれませんし、ネガティブに捉えてしまうこともあるかもしれませんが、素晴らしい文章を書ける才能を持っているのもまた事実です。
状況は人によって様々なもの。完璧な人っていないです。しかし、人は必ず自分の中で秀でるものを持っているとわたしは信じています。
無いと頑なに言う人は、そこに目を向けようとしていないか、気付いていないだけ。
自分という存在を認め、受け入れて、できないことに集中するのではなく、できることを見つけ、それをいかに人生に活かしていくかを考える方が、山あり谷ありにせよ、楽しいと思います。

見るところ、明日からと言わず、今日からかえてみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です